中小企業診断士になるための、中小企業診断士試験の第1次試験で、求められる知識を把握することは大切です。試験案内に詳しく書かれているので確認しましょう。

中小企業診断士試験の1次試験に合格するためには、7つある各科目について把握することが大切です。本屋に並んでいる参考書でも、解説されていますが、まず、最初に読んでほしいのが「中小企業診断士 第1次試験案内」に書かれている「試験科目設置の目的と内容」です。

1次試験の概要

中小企業診断士になるためには、避けて通れない「1次試験」。この「1次試験」に合格するには、試験の全体像を把握することは欠かせません。

1次試験がどんなものか概要をまとめた動画です。

1次試験(1日目)

経済学・経済政策

「経済学・経済政策の試験科目設置の目的と内容を読む」

https://youtu.be/GAfK8D_JDOo


企業経営において、基本的なマクロ経済指標の動きを理解し、

為替相場、国際収支、雇用・物価動向等を的 確に把握することは、経営上の意思決定を行う際の基本です。また、経営戦略やマーケティング活動の成果 を高め、他方で積極的な財務戦略を展開していくためには、ミクロ経済学の知識を身につけることも必要です。

このため、経済学の主要理論及びそれに基づく経済政策に関する知識が必要です。

(試験案内より引用・加筆)

財務・会計

「財務・会計の試験科目設置の目的と内容を読む」

https://youtu.be/ElTKt8GOkzo


財務・会計に関する知識は企業経営の基本で、

企業の現状把握や問題点の抽出の際に、財務諸表等による経営分析は重要な手法となります。また、今後、中小企業が資本市場から資金を調達したり、成長戦略の 一環として他社の買収等を行うケースが増大することが考えられることから、割引キャッシュフローの手法を活用した投資評価や、企業価値の算定等に関する知識を身につける必要もある。

このため、企業の財務・会計に関するが必要です。

(試験案内より引用・加筆)

企業経営理論

「企業経営理論の試験科目設置の目的と内容を読む」

https://youtu.be/7arnChCykR0

企業経営において、資金面以外の経営に関する基本的な理論を習得することは経営に関する現状分析及び 問題解決、新たな事業への展開等に関する助言を行うにあたり、必要不可欠な知識です。

また、近年、技術 と経営の双方を理解して、高い技術力を経済的価値に転換する技術経営(MOT)の重要性が高まっていて、こう した知識についても充分な理解が必要であす。

このため、経営戦略論、組織論、マーケティング論といった企業経営に関する知識が必要です。

(試験案内より引用・加筆)


運営管理

「運営管理の試験科目設置の目的と内容を読む」

https://youtu.be/ImIBTb1odiw


中小企業の経営において、工場や店舗における生産や販売に係る運営管理は大きな位置を占めていて、近年の情報通信技術の進展により、情報システムを活用した効率的な事業運営に係るコンサルティングニーズも高まっているます。

このため、生産に関わるオペレーションの管理や、小売業・卸売業・サービス業のオペレーションの管理に関する全般的な知識が必要です。

(試験案内より引用・加筆)

1次試験(2日目)

経営法務

「経営法務」の試験科目設置の目的と内容を読む

https://youtu.be/yGmRgwQtX2M

創業者、中小企業経営者に助言を行う際に、企業経営に関係する法律、諸制度、手続等に関する実務的な知識を身につける必要があります。さらに、専門的な内容に関しては、経営支援において、必要に応じて弁護士等の有資格者を活用することが想定されることから、有資格者に橋渡しするための最低限の実務知識を有していることが求められます。

このため、企業の経営に関する法務について、知識が必要です。

(試験案内より引用・加筆)

経営情報システム

「経営情報システム」の試験科目設置の目的と内容を読む

https://youtu.be/vsyahQJd82g

情報通信技術の発展、普及により、経営のあらゆる場面において情報システムの活用が重要となっていて、情報通信技術に関する知識を身につける必要があります。また、情報システムを経営戦略・企業革新と結びつけて、経営資源として効果的に活用できるよう適切な助言を行うとともに、必要に応じて、情報システムに関する専門家に橋渡しを行うことが想定されます。

このため、経営情報システム全般について、知識が必要です。

(試験案内より引用・加筆)

中小企業経営・中小企業政策

「中小企業経営・中小企業政策」の試験科目設置の目的と内容を読む

https://youtu.be/mBojUY87Coc

中小企業診断士は、中小企業に対するコンサルタントとしての役割を期待されていて、中小企業経営の特徴を踏まえて、経営分析や経営戦略の策定等の診断・助言を行う必要があります。そこで、企業経営の実態や各種統計等により、経済・産業における中小企業の役割や位置づけを理解するとともに、中小企業の経営特質や経営における大企業との相違を把握する必要があります。また、創業や中小企業経営の診断・助言を行う際には、国や地方自治体等が講じている各種の政策を、成長ステージや経営課題に合わせて適切に活用することが有効であります。

このため、中小企業の経営や中小企業政策全般について、

知識が必要です。

(試験案内より引用・加筆)